占いの種類

風水

風水

風水とは5,000年以上前に発症した環境学であり、自然と人々がよりよいものにするために受け継がれたものです。
風水という言葉は中国の晋の時代に伝えられた「葬経(そうきょう)」という古典書が始まりだといわれています。
環境が運勢を決めるというのが風水の基本的な考え方です。
本来持っている運を増やすためのマニュアルともいえ、風水を実践することで誰でも運勢が向上します。

日本に伝えられたのは飛鳥時代といわれていますが、中国で風水が確立したのは13世紀はじめといわれています。
そのため、日本の風水は陰陽道や家相が取り入れられ、中国と異なる形で発展していきました。

風水の考え方

日本の風水は自然界の環境学を落とし込み、自分の環境を整えることで運気をあげましょうという考え方です。
個人にとって影響が大きい場所は住まいで、自宅の環境を整えることが風水にとって大切なことになります。
土地の持つエネルギーや日当たり、風通しなどとても大事なことですが、予算や交通状況など、すべて叶えるのは難しいことです。
今の住まいが満点にできなくても、そこから良くするためにカラーやアイテムで少しずつ加点していくというのも風水の考え方になります。

風水で心掛けたいこと

風水に即効性はありません。風水に従ったからといって目に見えて運気が上がるというようなものではないのです。
風水をはじめたら続けていくことが大切で、時間がかかるものといわれています。

まず手始めに最低限、整理整頓しましょう。きっちりやろうとせず、ほどほどで問題ありません。
ホコリやカビ、ぬめりの除去は運気アップになるので、気にかけておきましょう。
風水は断捨離とは異なり、物があっても大丈夫です。
ただし、物であふれかえってゴチャゴチャしないように最低限、整理整頓してください。

身の回りの生活環境を整えることで、より快適な住まいが手に入ります。よりよい環境で暮らすにはどうすればよいのかというのが風水です。
風水を取り入れることで、暮らしがよりよいものとなっていくでしょう。