占いの種類

算命学

中国発祥の占い算命学

生年月日からその人の持っている性質や運命を見ることができる算命学は、中国で生まれました。
算命学の考えは人間も自然の一部という考えが元になっています。

物事はすべて水・木・火・土・金の五行の呼ばれる5つに分類されます。
火が水に消されるように、火は燃えて土を生み出すように、互いに高めあったり衝突をしてバランスを保っています。
それを人間にも当てはめ占うのが算命学での占いなのです。

算命学の命式とは

自分で命式を算出することの難しい算命学は、インターネットで算命学の命式と検索すれば自動で算出してくれるサイトが出てきます。
生年月日を入力するだけで導き出される命式には漢字の表のようなものが出てきます。

陰占と陽占に分けられていて、陰占は持って生まれた性質を読み解きます。
一方の陽占は性格や適正、人生の流れを知ることができるでしょう。

与えられた要素を読み取る陰占

陰占は精神を表す十干、行動を表す十二支からなり、この2つを組み合わせて干支(かんし)と呼びます。
3×3の表に一つずつ十干、干支を表す漢字が入っており、表の左上がその人の基本の性質となるのです。

自分がどんな性格を持って、どんな目的で生まれてきたのかを読み解くことができるので、自分が今まで思ってきた性質とは違っているかもしれませんね。
なお生まれ年から見る自分の干支とは関係ありません。

表面的な性格を読み取る陽占

陽占では3×3で仕切られた枠内で、左上を除いた8つのマスにそれぞれ当てはめられている星と呼ばれる漢字が並ぶ表が見られます。
その中心に現れる星が、性格の中心となる主星です。

周りの右上、右下、左下で表される星は十二大従星を表しており、幼少期から晩年期の運勢を見ることができます。
実はこの陽占の十二大従星は、一時期ブームとなったあの動物占いの元になっているのです。

算命学を学んで人生に生かそう

算命学は学という字の通り、思想や哲学から導き出す占いです。
スピリチュアル的な要素は必要ないため、自分で学ぶこともできるのです。

漢字ばかりでどこか難しい雰囲気があるかもしれませんが、算命学を学ぶことによって得られることはたくさんあります。
自分自身の生き方や体質、人間関係における人との関わり方、転職・開業など仕事について、子供の性格によっての育て方、結婚や離婚など人生において起こりうること全て出来事の手助けとなってくれるはずです。

もちろんプロに鑑定を依頼する方法もあります。
しかし時には人に相談しにくいことも、判断できないこともあるでしょう。
そんな時に算命学を学んでいれば、どの方向に進むべきなのか、自分で占うことですぐに参考にすることができるのではないでしょうか。