ビブリオマンシー
道具1つだけで占えるビブリオマンシー
ビブリオマンシーという占い方法を聞いたことがあるでしょうか。
本が一冊あれば占いができるという書物占いのことです。
本だけで占いなんてできるのと思った方もいらっしゃるでしょう。
ビブリオマンシーの概要はいたって単純です。
占いたいことを考えながら直感で本を開くと、そのページに答えが書かれているというものです。
これだけのことで占えるなら恋愛、人間関係、仕事など一般的に占いで依頼することだけでなく、小さな問題もビブリオマンシーで占ってみようなんてことも可能ですね。
ビブリオマンシーに向いている本とは
ビブリオマンシーに使われる専用の本というものはありません。
とはいえ昔から伝わる占い方法なので、かつては聖書を使用するのがほとんどでした。
現在では聖書だけでなく、辞書などの書物も用いられることが多いです。
しかし内容が難しいこともあるでしょう。
悩みの答えを見つけ出すためにも、内容をしっかりと理解している本やお気に入りの一冊を使用するのが良いでしょう。
使用する本が決まらない時は
どんな本でも良いと言われても、ビブリオマンシーに使う本の選択に迷ってしまう方もいるでしょう。
聖書は読んだことないし、辞書は分厚すぎる気がするし、そもそも本をあまり読まないという方も。
そこでおすすめなのが、ビブリオマンシーに使うために出された本です。
プロの占い師が出版しているものもありますし、キャラクターが描かれた可愛らしいものもあります。
見開きのページに1つの答えが書かれているので、本からのメッセージに迷うこともありませんね。
ビブリオマンシーをおこなう手順
使用する本が決まったら、より正確に占うため詳しい占いの手順を確認しましょう。
はじめに目を閉じて使用する本の厚み、質感など本の雰囲気を手で味わいながら、占いたいことを唱えます。
口に出しても構いません。
本に占いたいことをしっかりと伝えたら、ここだと直感で感じたページを開きます。
この時、本が自然と落ちて開いてしまったり、唱えている間に指がページを開いてしまった場合は、それを本からのメッセージだと捉えましょう。
開かれたページに書かれた内容を占いの結果として解釈します。
もし情報量が多すぎる場合には、目を閉じてページ内のどこかを指などで指します。
指した先に書かれた単語が答えと考えましょう。
導いた答えを声に出して読みます。
占ったことと答えがどう関係しているかをじっくりと解釈してみましょう。
内容に納得がいかない場合には、メモに書いて残して後で答え合わせしても楽しめますね。
このように、ただ本を開いて見るだけでなくしっかりと手順を踏むことで答えの内容にも納得しやすいのではないでしょうか。