西洋占星術
日本でも有名な西洋占星術とは
西洋占星術はその時の星の配置によって、地球上での出来事や人々へ影響を与えているという考えから作られた占いです。
大昔の人々は星の配置を見て、行先や時間など行動のすべてを決めてきました。
そうした考えを発展させて完成したのが西洋占星術です。
西洋占星術では星の配置がとても重要になり、その配置を見るために使われるのがホロスコープです。
ホロスコープとは依頼人の生まれた日・時間・場所によって算出された、その瞬間の太陽系の星の位置を示した地図のようなものです。
その地図の中には10個の惑星が示されており、それぞれ表す意味が異なります。
その10個の惑星と星座の位置とが示す場所で診断をしていくのが西洋占星術の基本です。
ホロスコープ以外の技法
最も一般的に使われているのはホロスコープですが、他にも様々な技法が存在します。
占う対象や目的に合わせて技法を変えることができるのは面白いポイントですね。
例えばサビアンは12星座の様に分類されるタイプからさらに細分化されて占う方法です。
ハーモニクスは生まれたときの天体の位置を法則を使って算出する方法を用いています。
ホラリーは通常の西洋占星術では占うことのできない失くし物を探すことに役立ちますし、マンディーンは人を占うのではなく、国家など情勢を占う場合に利用する方法です。
西洋占星術で占えること
まずは自分がどんな思考でどんな判断をするのか、自分の特徴が分かります。
人生の中で重要としている事や、向いている職業なども見えてきます。
家族や恋人など身近な人との相性を見ることもできます。
結婚相手に求めるべきことや、上手な人間関係を築いていくためのアドバイスを受けることができるでしょう。
占いといえば王道の金運、恋愛運、仕事運なども見ることができます。色んな運勢を知りたいという方にもおすすめできます。
人の考え方や特徴が見える西洋占星術では、子供を診断することによってその子に合った子育ての方法が分かるでしょう。
本人に合った教育、しつけはもちろん、職業なども見えてきます。
気を付けるべきことも教えてくれるので、迷った時に参考にするのも手かもしれませんね。
12星座占いとの違いは
12星座占いも西洋占星術もどちらも占星術に分類されるものですが、西洋占星術ではホロスコープを用いているのでさらに詳しい部分まで占うことができます。
一方の12星座占いは誰でも分かりやすいようにと用いられているので、当たっていると感じる時もあれば、そうでない時もあるのです。
気軽に占える点で12星座占いは楽しみやすいですが、より本格的に鑑定結果を求める場合には西洋占星術を利用するのがいいでしょう。